「里山資本主義日本経済は「安心の原理」で動く 」読書感想文

里山資本主義という言葉はなんとなく聞いた事があったけど、本の内容は初めて読みました。

「経済成長をしていかなければならない」という事になんとなく違和感を覚えていた僕にとって、これからの未来を明るく照らしてくれる良書です。この本を読んで、林業という生業にも興味が湧きました。

今までイメージしていた木を切るというだけという林業ではなく、この本で紹介されている自伐型林業という新しい林業にです。

http://jibatsukyo.com/about/

木が家などの建築物になるたけではなく、エネルギーにもなるんです。そうする事によって、今まで”外から”持ってきていたエネルギーを持ってくる必要がなくなり、木がその地域のエネルギーになり、地域だけで生きていく事が出来るのです。

林業が日本よりも進んでいるオーストリアの事例も参考になりました。オーストリアでも、仕事がなかった里山地域が林業を中心に仕事の機会が拡がっているとの事。また学びの機会として、大学で林業に関する事に体系的に習得していける場が出来ているそうてす。オーストリアに林業留学なんて最高です。

「田舎や地方には仕事がない」と言われていますが、確かに東京のように色々な種類の仕事の求人はないです。ただ、その地域で工夫して生きていくことが、仕事を創り出すことにも繋がり、最終的には雇用を生み出すことにもなるということが書いてあります。

満員電車や残業など東京での生活に消耗する機会が多いので、微かな光と希望が与えられる良い本です。

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